福島県は、県立磐城高校で、2023年度の入学試験に合格した281人全員分の調査書が紛失していたことを明らかにした。
県高校教育課によると、今年3月、磐城高校の教員が生徒指導の目的で調査書を参照しようとした際に無くなっていることに気づいたという。
調査書には生徒の氏名や生年月日のほか、各教科の学習の記録などが記載されていて、入試が終わってから5年間は保存する決まりになっている。
磐城高校では調査書を他の入試関連の書類と一緒に金庫に保管していて、金庫を開ける際は管理職が立ち会っていたが、出し入れした書類の記録は行っていなかった。
県高校教育課は、例年5月に金庫内の書類の整理が行われていたことから、「誤って他の書類と一緒に廃棄してしまった可能性がある」として「管理体制について再点検することにより再発防止に取り組む」としている。