味や香りをAIが測る時代へ。
最先端の食品製造技術が公開されました。
FOOMA JAPAN2026 展示会実行委員会・尾上稔委員長:
食品機械業界がいま効率化の先にある“産業構造の転換へ”と明確に足を踏み出した。
世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」の開催に先駆け、2日に行われた記者発表会。
注目を集めたのがスタートアップ企業の次世代技術です。
株式会社ARKは、モジュラー型の陸上養殖システム「ARK ZERO MATRIX」を紹介。
水槽や管理システムを組み合わせることで、環境を選ばず安定的な魚の生産を実現します。
ネギを盛り付けるロボット「NEGIX」は、食品工場で人に頼ってきたネギを供給・並べる・搬送・盛り付けるなどの工程を自動化。
安定した量や品質での盛り付けと省人化の両立を可能にします。
2026年に初めて出展する産総研発の企業「ExtenD」は。
ExtenD・北市充代表取締役:
この“液体の指紋化技術”というものを用いて、食品業界に新しい基準を提案。
ExtenDが紹介する「AIソムリエ」は、少量の液体でも約1分で測定し、これまで人の感覚に頼っていた味や香りなどをダイヤモンドを使ったセンサーとAIで数値化します。
それぞれの液体が持つ情報を指紋のように可視化することで、食品の検査や管理の在り方を大きく変えるといいます。
ExtenD・北市充代表取締役:
(「AIソムリエ」は)ライフサイエンス分野、環境・食品分野で使えると考えている。下水道をモニタリングして、これからはやるであろう病気を予測するとか、尿を測定することで、がんにかかっているか、がんじゃないかなども我々の技術で見分けることができると考えている。
生産現場から品質管理まで、食品製造の常識を変える技術が集まる「FOOMA JAPAN」。
2026年は過去最多となる1000社を超える企業が出展する予定で、6月2日から5日まで行われます。
FOOMA JAPAN2026 展示会実行委員会・尾上稔委員長:
これから先は、今ある技術をいかに組み合わせて特色ある技術を生み出していくかが各メーカーに求められる。知識だけでなく、新たなアイデアや「これは知らなかった」というような気づきを持ち帰っていただけるようにしていきたい。