高知は桜が満開となり絶好の花見シーズン到来です。でも2026年の桜、満開になるまでに時間がかかりましたよね。“ダラダラ開花”そのワケは?
川辺世里奈アナウンサー:
「高知にもおとといようやく桜満開の便りが届きました。高知城三ノ丸の桜は今まさに見頃です」
高知市から:
「子どもと一緒に(花見)っていうのは初めての経験で、これからも一緒にずっと見続けられたらなと」
しかし、そんな桜に「異変」が起きています。樹木医・野島幸一郎さんは「なかなか厳しい時代が続くと思いますよ。桜さんにとったら」と話します。
満開までの歩みをさかのぼると、3月16日の高知城では-
高知地方気象台・井本忍 調査官:
「本日6輪咲いているのを観測しましたので開花ということになります」
高知は3年連続で全国トップの開花発表となりました。しかも2025年より7日“早く”平年より6日“早い”開花です。しかし、その後はー
明神康喜 記者:
「開花発表から1週間経ちましたがほとんどが、まだつぼみ」
高知地方気象台・職員:
「4割程度、満開ではありません」
桜の開花発表から満開までの日数はこれまで1998年の14日が最長でしたが、2026年は15日かかり「観測史上『最長』」を更新。その間3月24日、山梨が全国最速で満開に。26日に岐阜、28日に東京にも先を越され3月31日、やっと満開になりました。
高知市から:
「確かに遅かったですね、咲き始めてからが。なんででしょうね?天気ですかね、気温?」
樹木医の野島幸一郎さんは2026年、県内の桜の咲き方に違和感があると言います。
樹木医・野島幸一郎さん:
「特に西の方(県西部)が開花が遅い、満開が遅いっていうのはちょっと今まで私も経験したことがない」
例年、桜の開花時期が前後することはあってもだいたい県下一斉に咲き進みますが、2026年は県内で咲き具合に「地域差」があったそう。開花に影響を与える気温は「だいたい平年並み」で謎は深まるばかりです。
野島さんは夏の猛暑で花付きが悪い、雨不足で木が乾燥した、県内に樹齢50年以上の老木が増えた、などさまざまな可能性をあげながらもー
樹木医・野島幸一郎さん:
「はっきり言ってね、恥ずかしいけど私の知識では手に負えない状況」
樹木医でも理由が分からないという“ダラダラ開花”。
気象会社ウェザーニュースは独自の気象データをもとに2100年のサクラの開花を予想。温暖化が進行すると満開が遅れるだけでなく、サクラが開花しない地域も出てくる可能性があるとしています。
今後も“ダラダラ開花”は続くのか。お花見やイベントなど春の予定が立てづらくなるかもしれません。