自民党で派閥回帰とも言える動きが加速しています。
勢力を増す麻生派に対し、福岡のもう1人の大物議員をトップとするグループが4月2日に動き出しました。
今年2月の衆院選で福岡9区から出馬し、比例復活で当選した三原朝利さんです。
この日、サインをしていた書類というのが…
◆自民 三原朝利 衆院議員
「志公会の入会申込書」
Q.(志公会は)いわゆる“麻生派”?
「もちろん。(麻生副総裁には)いろんな形でお力添えいただきましたし、今回当選の暁には、必ず麻生先生のご指導の下でとずっと思っていた」
自民党の「裏金問題」で、ほとんどの派閥が解散したのを横目に、唯一残る麻生派は選挙後、新人議員らを新たに加え、総勢43人→60人となり、党内での影響力を拡大しています。
この状況に、息を潜めていたほかの旧・派閥グループも慌ただしさを見せています。
解散前までは最大派閥だった旧安倍派のほか、菅元総理のグループに所属していた議員たち、さらに前回の総裁選で林芳正総務大臣を支持した議員らが次々と夜の会合を開催。
そして、裏金問題によるまさかの落選から、返り咲きを果たした福岡のこの大物も…
《3月》
◆自民(福岡11区) 武田良太 衆院議員
「政策を練って、法律に結実できる『研究会』を作り上げていこうと」
かつて旧二階派で事務総長を務めていた武田さんは、二階派を引き継ぐ形で『研究会』と称した、いわば「武田派」を発足。
4月2日、初めての会合を開きました。
《4月2日》
◆自民(福岡11区) 武田良太 衆院議員
「二階さんがいつも言っていたのは『政治は絶対に1人ではできないんだ』と。今までの派閥の形態とは全く違う、新たなる将来に向けての日本政治のロールモデルを我々が作り上げていこう」
『派閥回帰』とも言える、この動き。
「政治とカネ」の問題の温床となった派閥ですが、今後、復活することになるのでしょうか。