肥料などの原料でほぼ100%を輸入に頼る「リン」を、下水から効率よく取り出す国内最大規模の実証施設が福岡市に完成しました。

実証施設は福岡市西区の西部水処理センターの敷地内に完成しました。

リンは肥料にも使われ、野菜などを大きく育てるために欠かせませんが、日本はそのほとんどを輸入に頼っていて、国際情勢が不安定な中、安定した確保が課題となっています。

国からの支援も受け完成した施設では、従来の半分ほどの設備規模で、下水の汚れを食べて増殖し多くのリンを取り込んでいる微生物を含む汚泥から、効率よく「再生リン」を取り出せる仕組みになっているということです。

来年度から予定する本格運用では国内最大規模となる年間300トンの回収を目指しているということで、福岡の農業を支える資源として期待されています。

テレビ西日本
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