インバウンド増加で拡大する民泊施設をめぐり、千葉・浦安市の住宅街で「民泊反対」ののぼりが相次いで掲げられている。

深夜の物音やリネン類の放置などトラブルが相次ぎ、自治会が千葉県に地域制限や指導強化を求める要望書を提出した。

住宅街の民泊に住民が不安と不満

千葉・浦安市の街の中では驚きの光景が広がっていた。

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イット!取材班:
閑静な住宅街ですが、民泊反対の旗が立っています。

赤文字で書かれた「民泊反対」一体何が起きているのか。

2025年、日本を訪れた外国人の数が初めて4000万人を突破する中、インバウンドの受け皿として拡大する宿泊サービス「民泊」。

民泊届け出件数は関東では千葉県が最も多く、2022年と比べ約2倍となる1442件まで増加している。

中でも77件もの民泊施設がある浦安市には、東京ディズニーリゾート目当てに多くの外国人観光客が訪れている。

そんな街で今「民泊反対」「拒絶民宿」など、民泊に反対する住民らによって作られたのぼりが多くの場所で掲げられていた。

「民泊反対」「拒絶民宿」と書かれたのぼり
「民泊反対」「拒絶民宿」と書かれたのぼり

近隣住民:
こんな住宅地に外国人がパッと来るのはなんとなく嫌。挨拶されないから余計に不安がっている。

近隣住民:
騒いでるというか、テンション上がって帰ってきたような声が聞こえた。常に緊張感が強いられる環境になっちゃったなと。

家の隣が民泊施設だという女性にも話を聞いた。

民泊施設の隣の住人:
見ず知らずの人が入れ替わり立ち替わり来るから、ストレスになります。

住宅街に見知らぬ人が利用する民泊施設があることに、不安を抱いていた。

こうした民泊を巡るトラブルは浦安市だけではなく、全国各地で問題視されている。

浦安市ではないが、キャリーケースを手に大勢の外国人とみられる旅行客が住宅街を移動する姿や、深夜11時を過ぎても響く笑い声。周辺の路上にお構いなしにたばこの灰を散らす姿など、地域住民の悩みの種になっていた。

浦安市内の民泊を利用したアメリカ人観光客に話を聞いた。

イット!取材班:
どうして民泊を?

民泊利用者・アメリカ人観光客:
広いから。普通の寝室、シャワー室、ダイニング、リビング。(1泊)800ドル(約12万円)ぐらい。

イット!取材班:
選んで良かった?

民泊利用者・アメリカ人観光客:
すごくよかったよ。

「住宅街の中の民泊」に浦安市の自治会長も頭を悩ませている。

浦安市の自治会・伊能隆男会長:
使用したシーツとかタオルとか、裏庭に1週間ぐらい放置されていた。それに火をつけられ放火とか、衛生面でも懸念している。近隣の方々は管理人代わりのようなことをさせられている。これは日常じゃなくて、非日常だと思う。

1月、自治会と浦安市は民泊できる地域の制限や事業者側への指導などを求める要望書を千葉県に提出した。

要望を受けた千葉県は「違反している事業者へは、関係機関と連携を図りながら必要な指導を行う」としている。
(「イット!」4月1日放送より)

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