プレスリリース配信元:project44
project44のサプライチェーン・インサイト・レポートにおいて、インド洋およびアジアの港湾ネットワーク全体で、航路変更、貿易フローの変化、混雑の深刻化が進んでいる分析を公開しました。
米国シカゴ / 東京 - 2026年4月1日 - project44が発表した最新のサプライチェーン・インサイト・レポートによると、ホルムズ海峡での混乱発生以降の4週間で34,000件を超える航路変更が記録されており、グローバルな海運ネットワークは依然として調整を続けており、正常化の兆しは見られていません。
第4週は期間中で最大の航路変更量が確認され、迂回が一時的な動きではなく、混乱前のパターンに戻ることなく、依然高水準で継続していることが示されました。この混乱は短期的な対応の域を超え、現在では地域内の貨物の動き方に構造的な変化をもたらしており、インド洋およびアジア全域で新たな航路構造へと再配分されています。
主なポイント:
- 4週間で34,000件以上の航路迂回が発生し、第4週が期間中で最多を記録。
- 貿易フローは東方へシフトし、貨物はインド洋およびアジアの港湾ネットワークへ再配分。
- サウジアラビアとシンガポールが主要な迂回先として台頭する一方、UAEのシェアは第1週の42.6%から第4週には33.1%へ低下。
- ナビ・ムンバイは主要なトランシップメント拠点へ急速に変貌し、取扱量は2月の基準値と比べて700%超増加。
- インド、シンガポール、中国で滞留時間の増加が確認され、安定化の兆しがない中、地域港湾全体で混雑が深刻化。
ナビ・ムンバイは地域で最も負荷の高い港湾として浮上しており、輸入貨物の滞留日数は閉鎖時点の12日未満から第4週には23.47日へと倍以上に増加し、ネットワーク全体で観測された中で最高水準となりました。この急増はトランシップメント活動の大幅な増加により引き起こされたものであり、キャリアの航路戦略が急速に再構成されていることを反映しています。
より広範なネットワーク全体でも、迂回パターンは引き続き変化しています。サウジアラビアは迂回貨物の受け入れ先として第2位に浮上し、シンガポールではトランシップメント活動が大幅に増加しています。一方で、従来の湾岸ハブへの依存は低下しており、キャリアは複数の代替港へと貨物流を分散させています。

「今起きているのは単なる迂回ではありません。ネットワークの再構築です」と、project44のプロダクトマーケティングおよびデータインサイト担当バイスプレジデントのエリック・フラートンは述べています。「1か月前には補助的な拠点に過ぎなかった港が、今では本来想定されていなかったトランシップメント需要を担っています。現在の混雑は一時的な滞留ではなく、港湾インフラの処理能力を上回るスピードで航路構造が再構築されている結果です。」
ホルムズ海峡の通航再開の明確な見通しが立たない中、この混乱は新たな局面に入りました。それは、航路変更の量ではなく、それを受け入れる港湾における混雑の深刻化によって特徴づけられる段階です。データは、状況が緩和に向かう前に、さらなる圧力の高まりが続く可能性を示唆しています。
サプライチェーン・インサイト・レポートの全文はこちらをご覧ください。
project44について
project44は、現代サプライチェーンにおける意思決定を支援する「意思決定インテリジェンスプラットフォーム」です。サプライチェーン全体の関係性(コンテキスト)を理解するAIにより、分断されがちなロジスティクス管理を統合されたインテリジェンスへと進化させ、グローバルサプライチェーンのオペレーションに確実性をもたらします。インテリジェント輸配送管理、エンド・ツー・エンド可視化、ヤード管理、ラストマイルソリューションを通じて、project44は製造業、自動車、小売り、ライフサイエンス、食品・飲料、消費財(CPG)、石油・化学・ガス業界をはじめとする1,000社以上の大手ブランド企業を支援し、年間15億件以上の出荷を接続・管理しています。詳細は project44.com/ja/ をご覧ください。
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