アメリカメディアは、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事作戦がロシアの利益につながりウクライナ侵攻におけるロシアの立場を優勢にしていると報じています。
アメリカのCNBCは3月31日イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖が、世界の原油・天然ガス価格の高騰を引き起こし、結果として主要産油国であるロシアの財源を潤していると報じ、専門家の話として「ロシアにもたらした利益は数十億ドルに上る」と指摘しています。
アメリカ財務省は3月、イランとの戦争による原油価格の高騰を受け、ロシア産原油への制裁を緩和し、各国が一時的に購入できる措置を取っています。
CNBCは、アメリカとイランの戦争による中東の混乱が、ロシアの財政負担を和らげるだけでなく、低迷する経済からロシア国民の目をそらす役割も果たしていると伝えています。
また、CNBCは専門家の話として「アメリカがイランとの開戦後最初の4日間で、ウクライナに過去4年間で供給したパトリオットミサイルのおよそ4倍ものミサイルを発射した」と報じ、アメリカがウクライナに供給していた武器をイラン戦争へ転用すれば、ロシアのプーチン大統領にとってさらに有利になると指摘しています。