富山県庁内に北陸では初めて大学のコーディネーターが常駐するサテライトが31日に開設されました。
成長が期待されるヘルスケア産業の活性化に向け、自治体や業界との連携を強化する狙いです。
県庁内に設置されたのは『富山大学県庁サテライト』。
大学のコーディネーターが常駐し、県内の製薬会社や医療機関、自治体などからの要望をワンストップで受け付け大学の担当者と業界との連携を強化します。
これは富山大学が取り組んでいる伝統医薬品の研究成果を県内産業に活かそうと設置されたもので、県と協定を結び大学のサテライトを設置するのは北陸では初めてとなります。
この仕組みによって富山大学がより多くの製薬会社と情報交換を進め、大学の和漢医薬学総合研究所などで取り組んでいる生物由来の薬用成分を利用した商品化を目指します。
富山大学の齋藤学長はヘルスケア商品の市場は世界的に成長が望めるとして、生薬の活用を期待していました。
*富山大学 齋藤滋学長
「いきなり薬はハードルが高いと思うが、健康食品などに使っていただくことに対して効果的だと思う。こういう形で商品価値も上がる中で、企業が利益を得る主体になってほしい」
県は、富山大学のサテライト設置を中心に、熊本大学や北里大学とも相互協力し、国内におけるグローバルヘルスケア分野で主導的な地位を確率したいとしています。