31日未明、鹿児島県枕崎市で突風とみられる強風で農業用ハウスなど19棟にカバーが外れたり骨組みが曲がるなどの被害が確認され、午後から気象台が現地で調査を行いました。

枕崎市と鹿児島地方気象台によりますと、31日未明に枕崎市のあけぼの町と白沢西町で突風とみられる強風が発生し、農業用ハウスや倉庫などあわせて19棟にカバーの一部がめくれたり、骨組みが曲がるなどの被害が出ました。

けが人は確認されていません。

突風が発生した時間は分かっていませんが、現場から約6キロ離れた枕崎市の観測地点では31日午前2時23分に20.7メートルの最大瞬間風速を観測し、午前2時からの1時間で30ミリ近い雨を観測しています。

焼酎用の芋を育てている駒水さんは9つの農業用ハウスにすべてに被害を受けました。

駒水憲一郎さん
「唖然とするしかなかった、イモの苗の生育が今年は順調で、植え付けもうまくいっていた。ハウスのビニールが取れると、露地のような状態になる。朝晩の気温ですとか発育に大きく影響が出てくると思う」

また10メートルを超える大きな木が倒れる被害もありました。

午後3時ごろからは気象庁機動調査班が現地で被害の規模の調査や聞き取りを行いました。

鹿児島地方気象台・高田朋尚調査官
「「特にこの『あけぼの』という地区に関して今の現時点ではかなりの広範囲にわたって被害が出ている印象。調査の結果を踏まえた上で現象の判断をします。起こってもおかしくない状況だったと思う。起こるべくして起こったということではないか」

気象台は今のところ、今回の突風が竜巻であるかは断言できないとしていますが、1日にも調査の結果を公表するとしています。

鹿児島テレビ
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