現役を引退したノルディック複合の渡部暁斗選手が3月30日に故郷の白馬村を訪れ、最後となった「五輪」を振り返りました。
白馬村役場を訪れたのは、ミラノ・コルティナ五輪で、ノルディック複合に出場した渡部暁斗選手(37)です。
ノルディック複合・渡部暁斗選手:
「応援を一番感じた五輪。いい形で競技生活を終えられてありがたく思っています。
応援ありがとうございました」
今シーズン限りでの引退を表明し、臨んだ6度目の五輪。
個人ノーマルヒルで11位、ラージヒルは19位。
木島平村出身の山本涼太選手と臨んだ団体スプリントでは6位入賞を果たしました。
村を訪れたのは、帰国後、初めてで、選手として最後となったオリンピックを振り返りました。
渡部暁斗選手:
「自分の今までの成績、レース展開は自分がよく知っているからこそ、それができなかった悔しさはあった。半分楽しんで、少し悔しい気持ちも残った五輪だった」
丸山村長:
「引退した感覚はあるんですか?」
渡部暁斗選手:
「徐々に湧き上がってきている。朝起きてトレーニングに行く感覚になる時もあるけど『もう、行かなくていいんだ』と。時間、心拍数見ることないし、ちょっとした寂しさを感じながら『これが引退か』と」
27年間の競技人生。「世界一」の称号も手にし、日本のノルディック複合をけん引してきた渡部選手。今後については―。
渡部暁斗選手:
「長野県のスキー産業は歴史があり、そういう文化を守っていけるようなところで、村や県に関わっていけたら」