高市総理大臣は30日、「中東情勢に伴う重要物資安定確保担当大臣」を新設し、赤沢経済産業大臣に兼務させる人事を発令した。
高市総理は、午後6時ごろに官邸で赤沢大臣と会談し、発令を伝えた。
これに先立ち、自身のXで「中東情勢に伴う重要物資安定確保担当大臣」に赤沢大臣を充てることを表明。
この中で、「国民の命と暮らしを守るため、石油製品を始め、中東情勢の影響を受ける重要物資の供給状況を総点検し、海外を含めたサプライチェーン全体を踏まえた、重要物資の安定確保のための具体的対応方針の検討を進めてもらう」と説明した。
また、運送業者の燃料、工場や漁業・農業用の燃料を挙げ、「行き届いていないケースが見受けられる」として、需要に対し「きめ細かく対応する必要がある」との考えを示した。
一方、医療関係の製品については、「中東産の石油製品を原料として、アジア諸国で生産されているものもある」としつつ、「代替製品を世界全体から調達するなどの対応を急ぐ」としている。
高市総理と面会した赤沢大臣は、記者団の取材に対し、「中東情勢に伴い供給の制約を受ける可能性がある重要物資について、安定確保に万全を期したい」などと意気込みを語った。
また、石油関連製品について、「今までアジアで作っていたものを国内でどう作るのかということも含めて、迅速に対応していかないといけない」と述べた。