大阪府守口市の議会で不当な人事異動によるパワハラを認定された市長について不信任決議案などが提出されましたが、所属会派の維新の反対多数で否決されました。
守口市の瀬野憲一市長は去年、スポーツ関係団体への不透明な補助金支給をめぐり、議会が紛糾した際、幹部職員が事態収束を求め具申書を提出したことに対し「行き過ぎた行為」と非難し、年度途中に職員を別部署へ異動させました。
職員が「不当な異動発令でパワハラにあたる」と訴えたことを受け、市議会が百条委員会を設置し調査を実施。
その結果、委員会は「異動に必要性は認められず、権限を逸脱している」とし市長によるパワハラと認定しました。
■不信任決議案が提出されるも秘訣
これを受けて市議会では市長に対する辞職勧告決議案と不信任決議案が提出されましたが、きょう、市長が所属する維新の市議団らの反対でどちらも否決されました。
瀬野市長は「今後、疑念を招くことのないように丁寧な説明し、市政運営を続けていきたい」と話す一方で、職員の異動を取り消す考えなどはないと改めて主張しました。