高円宮妃久子さまは、3月17日、日本外国特派員協会でバードライフインターナショナル名誉総裁として「鳥と気候変動」について記者会見に臨まれました。英語で行われた1時間あまりの会見で、久子さまは加速する気候変動の進行に警鐘を鳴らされました。
「地球は私たちにとって唯一の惑星」
日本外国特派員協会で皇族の会見が行われるのは、三笠宮さま以来、42年ぶりです。
全て英語で行われた会見の冒頭、久子さまは「気候変動は起きています。現実に起きていて、私たち全員が影響を受けています。問題はその進行が加速していることです」と述べられました。
バードウォッチングが趣味の久子さま。平成14(2002)年に高円宮さまと訪れた韓国でも、双眼鏡片手に野鳥観察を楽しまれています。
また、写真の腕前もプロ級で、今も各地で野鳥の撮影を続け、展覧会を開いたり写真集を出版されるなどしています。
平成16(2004)年からは、野鳥や自然環境の保護に取り組む国際NGO「バードライフ・インターナショナル」の名誉総裁を務められている久子さま。
NGOの研究者とともに臨んだ今回の会見で、「恐ろしいのは、世界で様々な問題が起きている中で、気候変動への注目度が下がっているだけでなく、国際協力も弱まっていることです。気候変動への取り組みに国際協力は欠かせません」と気候変動への国際協力の必要性を訴えられました。
記者の質問にも答えられた久子さま。
自然の保護のため、若者にどのような行動を望むか聞かれると、「鳥のさえずりをネット上で聞くのと、自然の中で聞くのとでは大違いです。物事は知れば知るほど、大切になります。若者の環境への意識を高めるには、外に出て自然に触れてもらうことが重要です」と答えられました。
「地球は私たちにとって唯一の惑星」と述べられた久子さま。
1時間あまりに及んだ会見で、環境保全に向けたメッセージを発信されました。
(「皇室ご一家」3月29日放送)
