年度末をあすに控える中、自民党は新年度予算案の年度内成立を断念する方針を野党側に伝えました。こうした中、国会では30日午後、11年ぶりとなる暫定予算が成立する見込みです。
国会記者会館から中継です。
犬伏凜太郎記者:
新年度予算の年度内成立が正式に見送りとなる中、高市総理大臣は衆議院の予算委員会で、「つなぎ」となる暫定予算の成立に理解を求めました。
高市総理:
とにかく本予算が年度内に成立しない場合に備えて予算の空白が生じないよう暫定予算の審議をお願いしています。
その上で高市総理は、暫定予算が成立した場合でも、「大きな災害が来た場合に新年度予算案に計上した予備費などが使用できないのが心配だ」と述べ、新年度予算の早期成立の必要性を強調しました。
暫定予算案はまもなく衆議院の委員会と本会議で可決され、参議院での審議を経て午後に、成立する見通しです。
こうした中、自民党の参議院の幹部が立憲民主党の幹部と会談し、新年度予算案の年度内成立を断念する考えを伝えました。
自民党・磯崎参院国対委員長:
(新年度予算案の)年度内成立はできないということです。年度内は断念をした。
自民党側は来月3日までに予算を成立させたいとしましたが、野党側は十分な審議時間の確保を求めて折り合いがついておらず、与野党の攻防が続いています。