平川翔也アナウンサー:
TSKとJALのコラボ企画、スタジオにはJALふるさと応援隊の山下美々子さんです。山下さんよろしくお願いします。

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
よろしくお願いします。

平川翔也アナウンサー:
今回は新しいスポーツを体験されたそうですね。

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
ピックルボールというアメリカ発祥のスポーツです。
日本国内、特に山陰ではほぼ無名ですが、その楽しさを広めたいとサークルを立ち上げた安来市の女性に教えていただきながら体験してきました。

島根・安来市の飯梨小学校。
体育館では、あるスポーツの練習会が開かれていました。

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
みなさん、すごく楽しそうに打っていらっしゃいますね。これは皆さん、なんというスポーツをされているんですか?

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
これはピックルボールといって、卓球とバドミントンとテニスを合わせたような、ニュースポーツなんです。

「ピックルボール」…安来市の高田郁恵さんが2月にサークル「ピコボやすぎ」を立ち上げ、定期的に練習会を開いています。
ピックルボールは1965年にアメリカで誕生、バドミントンと同じ広さのコートで、ネットを挟んで1対1またはペア同士でパドルと呼ばれるラケットを使い、穴あきのプラスティック製ボールを打ち合います。

適度な運動量で安全にプレーできるため、子どもからシニアまで年齢を問わず楽しむことができ、発祥の地・アメリカを中心に世界的なブームになっているのだそうです。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
良かったらやってみられませんか?

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
ぜひよろしお願いします。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
低めにラインから前に落とす練習です。

高田さんに教えてもらいながら山下さんも体験。
はじめはちょっとぎこちない身のこなしでしたが、15分ほどでゲームができるまでに上達しました。

ピックルボールの楽しさを教えてくれた高田さん。
安来市出身で、18年前にアメリカ人と結婚し渡米、現在は西部・アリゾナ州に住んでいます。
3年前、現地の友人の紹介でピックルボールを体験。
わずか1度で魅力に取りつかれ、それからほぼ毎日、ラケットを手にしているそうです。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
いろんな楽しいプレイを笑いながらできるので、そういうところがピックルボールの魅力だと思います。はまっちゃうんです。中毒になります。

そんな高田さんでしたが、今はある理由のため、一時帰国しています。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
たまたま触れた手のところがポコッとしてて、病院に行って針診断をしてもらったら、乳がんとわかった。

2025年に乳がんと診断、治療のため帰国しました。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
すごくショックでした。なんで私がと思ってしまったし、死んだらどうしようと思ってしまって。

しばらくはラケットを手にできなかったと言いますが、帰国前、高田さんの気持ちを前向きにしてくれたのは、やはりピックルボールだったと言います。
しかし…。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
誰も知らない。私、島根にいる間プレイできないかもしれないと思った。

ふるさと安来、いや、山陰ではピックルボールはまったく無名のスポーツ。
そこで…。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
せっかく治療で日本に帰ってきたんだったら、ピックルボールを広げることが私にできることだと気づかされた。

高田さんは早速友人に声をかけ、サークルを結成。
わずか1か月で小学生から70代まで30人ほどのメンバーを集め、週2回、この体育館で練習するようになりました。

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
ピックルボール、実際やってみていかがですか?

参加者(小学5年生):
いろいろな人と関わりが出来て楽しいですし、ルールがわかるとおもしろくて、いいです。

参加者:
非常に楽しいですね。私71歳だけど楽しめます。

日本国内のピックルボールの競技人口は約4万5000人。
前年の5倍に増えましたが、山陰での認知度はほぼゼロ。
全国組織の日本ピックルボール協会の登録団体がないのは島根、鳥取の2県だけだということです。

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
島根、鳥取が置いて行かれてる場合じゃなくて、島根から安来から発信して一人でも多くの人に知ってもらって、競技人口を増やしたい。

高田さんは通院の合間にも、メンバーの勧誘や練習時間の調整など競技の普及を目指し、精力的に活動しています。

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
高田さんの原動力はなんですか?

ピコボやすぎ・高田郁恵さん:
やっぱりピックルボールが好きなのが一番。病気になっても私はピックルボールに救われていると思う。だから戻って、皆に知ってもらいたいと思う。

ピックルボールのすばらしさを1人でも多くの人に知ってほしい。
高田さんは、将来は山陰でも大会を開きたいと意気込んでいます。

平川翔也アナウンサー:
山下さん、なかなかの上達ぶりでしたね。体験してみていかがでしたか?

JALふるさと応援隊・山下美々子さん:
ラケットも軽くて扱いやすく、打つ時の音が気持ちよくて本当に楽しかったです。そしてなにより、高田さんの人柄も魅力的で私も力をもらいました。ピックルボール、またやってみたいと思いました。

TSKさんいん中央テレビ
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