JR秋田駅前の百貨店の地下1階にある青果店「南国屋」が3月末で閉店することになり、店では長年の感謝を込めてお得なサービスを行っています。
秋田市のJR秋田駅前にある西武秋田店。その地下1階に店を構えるのが「南国屋」です。
1997(平成9)年に産声を上げた南国屋は、以来“デパートにある青果店”として多くの買い物客に親しまれました。
しかし、郊外型の大型店の出店とともに秋田駅前周辺の客足が少しずつ遠のき始めると、売り上げも厳しさを増していったといいます。
南国屋の庄司武夫店長は「閉店は時代に取り残されたということ。変化に対応できなかったことが大きいのではないかと思う」と少し寂しそうに語っていました。
30年の歴史に幕を下ろす南国屋ですが、閉店する31日まで、名物の生ジュースを日替わりで1種類限定100円(税込み)で販売しています。
散歩をしながら訪れるという女性は「たまにジュースをごちそうになっていた。生だから違う。自然の甘味がおいしい。店がなくなるのは寂しいけれど、また復活してくれるのを期待している」と話していました。
また、百貨店を訪れた際にジュースを飲みに来るという大学生は「何回か来たことがある。やっぱりおいしい。よくイチゴを飲んだ。ここでジュースを買えるのがよかったので、終わってしまうのは残念」と語っていました。
庄司店長は「お客さんには感謝しかない。『ありがとうございました』という感じ。最終日までいつも通り変わらずにいいものを置いて、新鮮なものを置いて、笑顔で終えられたらいいかな」と笑顔を見せていました。
南国屋の1種類限定・日替わりジュース1杯100円(税込み)での提供は、閉店する31日まで行われます。