秋田県の内外のチームが参加するバスケットボール大会が、28日から秋田県大潟村で開かれます。会場となる体育館は4月から約1年間の改修工事に入ります。「改修前の記念になれば」という思いで大会を開く秋田市のバスケットボールチームのコーチを紹介します。
秋田市の小学生バスケットボールチーム「Streak(ストリーク)」。現在1~5年生まで16人が所属しています。
コーチを務める宮川紀元さんです。
「バスケットボールをしたいけれど小学校や地域にチームがない」
そんな子供たちが輝ける場所にと、宮川さんが2021年に「Streak」を創設しました。会社勤めの傍ら、仕事の前後の時間を使って子供たちの指導に当たっています。
そんな宮川さんが企画した小学生と中学生のバスケットボール大会が、28、29日の2日間開かれます。県内のみならず、青森・岩手・宮城・新潟からもチームを招待するこの大会。会場に選んだのは大潟村の体育館です。
Streak・宮川紀元コーチ:
「せっかくの春休みなので、普段はできないような貴重な経験を子供たちにさせてあげたくて、ちょっと遠いところからチームに集まってもらった。大潟村は私が生まれ育った所なので、普段あまり来ることのない県外の人にも来てもらい、秋田を楽しんでもらいたい」
宮川さんが会場に選んだ大潟村唯一の体育館「大潟村村民体育館」。実は自身が小学5年生の時、バスケットボールに出合った思い出の体育館です。
そんな思い出の地は2026年で築46年。老朽化などから、4月に1年間の大型改修工事に入ることが決まっています。
Streak・宮川紀元コーチ:
「新しくできる体育館もすごく楽しみな気持ちはあるが、ずっと変わらなかった昔からの風景が変わってしまう・なくなってしまうのはちょっと寂しいなという思いはある」
半世紀にわたり地域のバスケットボールを見守ってきた体育館。ここで育った宮川さんはコーチとなり、子供たちにバスケットボールの魅力を伝えています。
Streak・宮川紀元コーチ:
「私は全然いい選手ではなかったが、ずっとバスケットボールが好きで続けてきて、クラブを持つことができて、自分もチームの子供たちと一緒に同じ場所でバスケットをやれることはすごくうれしいことだと思うので、良い思い出にしたい」
体育館への恩返し、そして生まれ育った大潟村を少しでも盛り上げたいと話す宮川さん。2日間の大会に込めた熱い思いは、次の世代のプレーヤーへと受け継がれていきます。