新年度予算案をめぐっては、高市総理大臣が目指す年度内の成立が困難な情勢となっています。
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高橋洵記者:
衆議院選挙での圧勝を受け、高市総理大臣は新年度予算案の年度内成立にこだわり今も断念していませんが、実現は極めて困難な情勢となっています。
新年度予算案をめぐっては、野党側がさらなる審議を求めていて、与党側が今週末の土曜日の審議を提案しましたが、野党側は応じず、採決までの日程に道筋がついていません。
そのため、高市総理は27日朝の閣議後、片山財務大臣と今後の見通しについて協議を行ったということです。
ただ、「つなぎ」となる暫定予算案の審議も加わり、政府・与党内では新年度予算案の成立が来月にずれ込むことは確実視されている状況です。
身内の自民党内からは「衆議院を無理矢理通過させた意味が全くない」「参議院は過半数がないから、こうなることは目に見えていた」と、これまでの国会運営に批判の声も上がっています。
一方、総理周辺は、「来月以降になるとしても災害など不測の事態に備えて、成立はなるべく早い方がいい」と述べていて、年度をまたいでも与野党の攻防が続く公算です。