機能性ウエアなどを製造・販売する仙台市の企業「りらいぶ」が、自社の使用されていない商品を、全国の災害ボランティア団体などに寄贈する活動を始めました。その理由とは…。

仙台市泉区に本社を置く「りらいぶ」です。この企業では機能性ウエアの製造・販売を手がけています。

代表を務める佐々木貴史さんです。

りらいぶ 佐々木貴史代表
「今、私はメーカーとして復興をする人とか、それから体を休める人をお手伝いする仕事をしていますので、今の立場で何かそういう人たちにお手伝いできないか?ということを、この特に5年くらい考えながら行動して参りました」

仙台市内で東日本大震災を経験した佐々木さん。「全国から受けた支援に恩返しをしたい」と、これまで能登半島地震など全国の被災地に、売上の一部や血行の促進効果があるとされる自社の機能性ウエアを贈る活動を続けてきました。

りらいぶ 佐々木貴史代表
「他県の方から助けていただいた、そして他の国からも助けていただいたという思いが強くあります。ですから今は当然のことながら、それをどう返せるか。返せる立場には置かせてもらっていますから、それを少しでも返したいという気持ちは、もちろんものすごくありますね」

そして、東日本大震災の発生から15年を迎えたことを受け、新たな支援モデルを立ち上げました。

商品の1着購入ごとに、全国の災害ボランティア団体や福祉団体などに、使用されていない返品商品などを1着贈る「BUY ONE.GIVE ONE.project」です。

自社の商品を通して、がれき処理の作業にあたる人や、避難所に身を寄せる高齢者の役に立ちたいという思い…。

さらに、より多くの人が気軽な形で被災地の支援に関わり、災害に関心を持つきっかけを作ることが、宮城県に本社を置く企業の役割だと考えています。

りらいぶ 佐々木貴史代表
「震災から15年が経つので、少しずつ僕らの記憶から薄れていくと思っています。しかし、今いろんな問題が起こっていて、そして困っている方がいる。被災地への支援活動を継続していくことによって、思いをやはり恩返ししながら伝えていきたいなと思っています」

仙台放送
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