岩手県盛岡市議会では3月26日に3月定例会の最終本会議が開かれました。
イベントや市民サービスなど113の事業の見直しを反映した総額1265億円の2026年度一般会計予算案が可決されました。
26日の3月定例会最終本会議では、2026年度一般会計当初予算案の採決が行われました。
予算案には主軸となる人口減少対策に約48億円、小学校の給食費を完全無償化する費用に8億1000万円などが盛り込まれていて、総額は過去2番目の規模の1265億1000万円となっています。
また予算案には2026年度以降「北上川ゴムボート川下り大会」などのイベントの負担金や各種の市民サービスなど、113の事業を見直す案が反映されています。
市は事業の見直しにより、2026年度4億8000万円余りの経費削減を見込んでいますが、議員からは「納得できない」との声も上がりました。
神部伸也議員
「計画の進め方には大きな問題があり賛成できない。市民生活への影響をかんがみれば、いったん立ち止まって判断する必要があった」
一方、財源確保のため見直しは必要との意見も出されました。
村田芳三議員
「今後も(市の貯金に当たる)財政調整基金の減少が見込まれることから、より慎重に予算編成と事務事業の実施に努めてほしい」
討論を経て行われた採決の結果、予算案は賛成多数で可決されました。
市は4月以降、市民に事業見直しの経緯について改めて説明する機会を設ける方針です。
また26日は市議会全員協議会も開かれ、身体障がい者向けの市営住宅の家賃について、過去10年間で合わせて158万円の過大徴収があったと報告されました。
市は今後18世帯に対し過大徴収分を還付する方針です。