長崎県の壱岐島沖で2025年4月に起きた医療用ヘリの事故で、機長が「空中分解する可能性を考え不時着水を行った」と説明していることが分かりました。
2025年4月、長崎県の対馬から福岡市の病院に向かっていた医療搬送用ヘリコプターが壱岐沖で不時着水し、乗っていた6人のうち患者や医師など3人が死亡しました。
事故の調査を進めている国の運輸安全委員会は26日、経過報告書を公表し、機長が聞き取りに対して「異音や振動で空中分解する可能性を考え、不時着水を行った」と説明していることが明らかになりました。
また、機体の後部で回転翼を制御する「コントロールロッド」の一部などが破断していて、これは2007年12月に静岡県で発生した同型機の事故と同じ箇所であることも分かりました。
運輸安全委員会は、「これまでに得られた結果を踏まえ、引き続き事故原因などの調査を進める」としています。