自民党の日本・イラン友好議員連盟は26日、国会内で総会を開いた。
議連の会長を務める岸田元首相は、「我々はあらゆる外交チャネルを駆使して対話を行い、課題解決に向けて汗をかいていかなければならない」と出席者に呼びかけた。
26日は、ペイマン・セアダット駐日イラン大使も参加し、意見交換を行った。セアダット大使は、「日本はイランの友人であり信頼している」などと述べ、イラン情勢の解決に向けて、日本が中心的な役割を果たしていくことに期待感を示した。
岸田元首相は、総会の冒頭、「現在イランを巡る国際情勢は複雑な状況にあり、大きな転換点を迎えている。だからこそ、我々はあらゆる外交チャネルを駆使して対話を行い、課題解決に向けて汗をかいていかなければならない」と呼びかけた。
また、「日米同盟の関係を基軸としながら、伝統的な友好関係を維持してきたイランとの関係もバランスをしっかり取りながら、日本外交の方向、日本の国益をどう守っていくのかを考えていかなければならない」と強調した。
出席者によると総会では、セアダット大使から中東情勢を巡るイランの立場について説明があった後に、議連側が、イラン国内における人道支援の改善や核開発についての現状説明を求めたという。
セアダット大使は、総会終了後に記者団の取材に応じ、「イランが行っているのは自衛だ」と、イラン側の立場を強調した。
その上で、「日本は過去に悲惨な戦争の経験を持つ平和国家であり、常に反戦の立場をとってきた。日本はイランの友人であり、信頼している。日本は国際社会の中で重要な役割を果たす能力がある。今回の侵略を止めるために、日本が果たす役割は大きい」と述べた。