2年前、富山市で飲酒運転の車にはねられ女性が亡くなった事故を巡り、富山地方検察庁は車を運転していた男を過失運転致死の罪で起訴しました。
遺族が求めていたより罪の重い危険運転致死は認められませんでした。
この事故は2年前の3月、富山市総曲輪で横断歩道を渡っていた井野真寿美さんが、当時42歳の山崎満大被告が運転する車にはねられ、死亡したものです。
山崎被告は過失運転致死の疑いで書類送検されましたが、遺族は「一方通行を逆走した上、赤信号にもかかわらず、左折して事故を引き起こした」などと主張し、より罪の重い危険運転致死傷罪の適用を求め署名を富山地方検察庁に提出していました。
事故から2年が経つ中、富山地検は山崎被告を遺族が求めていた危険運転致死ではなく、過失運転致死の罪で25日起訴しました。
「逆走運転が故意によるものだと言える証拠が不十分だった」などの理由です。
*遺族の中田康介さん
「すごく悔しい。母親のためにより重い量刑を与えるため、やれることはやりたい」
一方、今月7日に国道8号で親子が死亡した衝突事故も赤信号を無視した末のこととされ、26歳の会社員の男が危険運転致死の疑いで逮捕・送検されました。
*遺族の中田康介さん
「同じ富山県で起きた事件として亡くなられた方とご遺族に対して悲しみしか感じていない。身勝手な行動で事件を起こした加害者に対して強い憤りを感じている」