福岡県北九州市の特定危険指定暴力団工藤会をめぐり、トップの野村悟被告(79)が引退するとの情報を、工藤会側が外部に伝えていることが分かりました。
北九州市に本拠を置く工藤会の総裁、野村悟被告は、市民を狙った4つの襲撃事件に関与したとして殺人などの罪で起訴され、現在、最高裁に上告中です。
捜査関係者などによりますと工藤会側は3月に入り、ほかの暴力団組織などに対し「野村被告が引退する」という趣旨の情報を伝えているということです。
野村被告は一審で死刑、二審で無期懲役の判決を受けていて、これまでの公判では工藤会からの脱会の意向を示していました。
警察はこの引退情報の真偽や狙いについて慎重に調べています。