国民民主党の古川国会対策委員長は25日の記者会見で、新年度予算案について、「政府与党は年度内成立にこだわっているようだが、ちょっと往生際が悪い」と批判した。
会見の中で古川氏は、新年度予算案の年度内成立を目指す政府与党について、「車に例えると、200キロで毎日走っても最初から距離があって1カ月ではゴールには着かない。それにもかかわらず無理に300キロを出していく」と指摘。
そして、参院での与党過半数割れをふまえ、「衆院は圧倒的多数を持っているから高速道路で信号がないが、参院は一般道に降りているので信号もある。信号は赤に変わることもある」と述べ、「スピードを落として注意しないと事故にもなる」と強調した。
そのうえで、新年度予算案が今月中に成立しない場合に備え、政府が準備している暫定予算案について、「31日までに通さないといけない。今週中には政府として決めて国会に提出してもらいたい」と求めた。
新年度予算案をめぐっては、国民民主党は24日の執行役員会で、イラン情勢をふまえたエネルギー高騰対策として、2兆円を盛り込んだ修正案を国会に提出する方針を確認している。
これに関し、古川氏は「準備ができたところで出すことになるのではないか」としたうえで、「われわれとしての考えを示す。他党の皆さんが賛同していただければウエルカムだが、他党と調整してということにはならない」と述べた。