3月25日に行われた東京大学の卒業式。東京・文京区の本郷キャンパスにある安田講堂周辺には、スーツや袴姿の卒業生や後輩たち、そして卒業生の保護者らが集い、あちこちで笑顔が溢れた。

偏差値で見れば日本最高学府とも言われる事が多い東京大学。その学び舎を卒業した若者はどんな人物で、どんな道に進むのか?「弁護士として弱者を救う」「日本経済を底支えする」夢と希望を抱き、社会を良くしようとの高い志を持った東京大学の卒業生をインタビューし、その素顔に迫った。

法学部卒・女性「目の前の人を助けたい」

ーーどうして法学の道へ?
法律だったり政治学だったりというのが自分の興味にあってるかなと思って選びました。

ーー春からはどういった進路に?
東京大学の法科大学院に進学します。

ーーより法曹の道を極めていく?
司法試験に合格できるように頑張りたいと思います。

ーー司法試験ってすごいですね。司法試験は合格見えそうですか。
一年半で合計できたらいいなと思っております。在学中に合格を目指しています。

ーー東大生ならではのコツはあるんですか?
そうですね。勉強時間の確保ですかね。特別なことは言えないんですけど。
ーー机に向かう時間は多い?
そうですね、大学受験の時も、そうでしたけど、変わらずというか、勉強は続けています。パソコンメインって、いうより紙と鉛筆使って、勉強したりもしてました。
ーー今も何時間ぐらい勉強されるんですか?
そうですね、テスト前だと13、4時間ぐらい勉強しています。

ーー学部時代の思い出は?
勉強以外だとテニスのサークルに入っていて、1、2年生の頃は、もう朝テニスをして、授業に行って、夕方テニスをして、という生活もしていました。

ーー文武両道だってことですよね。
そうですね。どちらも楽しみました。

ーー春から大学法科大学院進んでということですけど、この社会、日本をどう変えて行きたいですか?
周りで困っている人がいたら、その人の生活だったり人生を救えたらいいなと思っているので。弁護士として、目の前の人を助けられたらいいなと思っています。
ーーどうしてそんなことが思いつきました?
東京大学でいろんな教授から授業を受けたり、周りの人たちと日々生活する中で、だんだん、自分がやりたいことが見えてきたのかなと思います。

ーーどなたかに何か一言伝えたいなどありますか?
両親には本当に、これまでたくさん支えてくれて、サポートしてくれたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ーーご両親はどんな方?
小学校と中学校で教員をしていて、本当に毎日働いてくれています。

経済学部卒・男性「30歳で1500万円」

ーーなぜ経済学部に?
父親が金融系の会社に勤めているので、小さい頃から経済に興味がありました。

ーー春からはどんな道へ?
僕は証券会社に進みます。そもそも学問的に興味があった金融の道にダイレクトに関われる職種っていうところもありますし、私生活の面ではなかなか関わることない業界だと思うんですけど、日本経済の底を支える業界だと思っているので、そこに興味を持ちました。

ーープレッシャー感じますか?
全然プレッシャーはなく、興味のままに。

ーー年収どれぐらい目指しますか?
頑張った分だけそれが返ってくるのは社会人のいいところかなとは思うので、そこはモチモチベーションして頑張りたいなと思います。
ーー何歳までにいくら?
全然わかんないな…30歳で1500万円はいきたいです。

農学部卒・男性「日本の食生活を支えたい」

ーー東京大学の思い出は?
そうですね、よく図書館を使わせてもらったので。綺麗な図書館で、資格勉強とかテスト対策とか、レポートとか、いろいろ書かせてもらったのは、とてもいい経験をさせてもらったなと思ってます。

ーー真面目な学生生活という印象がありますね。
恐れ入ります。ただ、自分も、ちょっと実は、2020年入学で、あの2年間踏みとどまりながらの卒業だったので…普通の人間であります。

ーー日本一の大学と言われる中で、プレッシャーを感じた学生生活だったんですか。
プレッシャーとまではいかないですけど、せっかくここに来て学ぶなら、学業には手を抜かずにきちんとやっていこうというふうな考えはありました。

ーー日本を変えていきたいな、とかありますか?
そうですね。日本の食生活を支えられるような人間になれたらな、とは思います。うちは植物と肥料の研究室なので、農薬開発の方面から食料の生産量を上げるというような貢献が、例えば、院に住んで引き続き研究を行えたら、そういうチャンスも巡ってくるのではないかなと思っています。

経済学部卒・男性「コンサル就職増えている」

ーーどんな大学生活?
とても刺激的な友人が多くて、とても学びが多い環境だったなと思っています。私は春から大学院に進学するんですけれども、これからも仲間と切磋琢磨して、頑張っていい研究をできるように努めたいと思います。

ーーなぜ経済学部?
教養学部の時に経済学部の先生の授業を受けたことがありまして、マッチング理論という分野なんですけれども、様々な世の中のマッチングにおいて、どうやったらもっといいマッチングを作ることができるのかっていうことをえて研究されている先生でして。その中で私自身は公立高校の出身だったので、公立高校の入試に対して課題感を感じていたので、そこが解決できる研究の一助になればいいと思い、私も経済学部でそういった研究に取り組んでいます。

ーー日本を背負う大学ですから、日本をどうしていきたい、変えていきたいなどありますか?
自分の子供の世代だったり、もっと将来の世代に向けて日本が良い国で、暮らしやすくて、日本に生まれて良かったとみんなが思えるような、そんな国にできるように、少しでも貢献できたらいいと思います。

ーー東大に入って卒業するなんて凄いですが、何かコツはあるんですか?
一番の大事なことは、興味を持ったことに取り組むことかと思います。学校の勉強であったり、日々の暮らしの中でも興味を持ったことを、興味を持っただけで終わらせずに、きちんと調べて、それを自分の知識であったり、経験として積み重ねていくことが、自分の中では、大学に入る上でも、そして、大学の中で研究をしていく上でも、大切なことだったかなと思っています。

ーー周りの友人は大学院に進む方が多いですか?
そうですね、経済学部は、本来は9割ぐらいが学部を卒業して就職するんですけど、私の友人はかなり、院に進む人が多いので、その中でかなり刺激を受けて院に進もうと。

ーー就職される方はどんなところに?
そうですね、最近はやはりコンサルがかなり増えてきているかなと印象ですが。もちろん商社だったりデベロッパーであったり、メガバンクだったり、昔からの大企業というところは、友人の中でも多いかなと思います。

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。