東日本大震災の発生から15年にあたり、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが、3月25日から岩手県と宮城県を訪問される予定でしたが、24日、延期が発表されました。両陛下に風邪の症状があり、大事を取られたということです。
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、被災地の復興状況を視察するため、25日から2日間の日程で岩手県と宮城県を訪問される予定でした。
宮内庁によりますと、両陛下は先週から風邪の症状があり、回復傾向にあるものの、せきが残っていて、医師とも相談のうえ訪問を取り止められました。愛子さまの体調に変化はないということです。
訪問取りやめの一報を受け、村井知事は…。
宮城県 村井知事
「万全の準備をしておりましたので、大変に残念に思いますが、健康上の理由であればやむを得ないことだと思っております。まずは一日も早いご回復をお祈りしてございます」
東日本大震災当時、9歳だった愛子さま。東日本大震災の被災地への訪問は今回が初めてで、成年にあたっての記者会見では、被災した人に思いを寄せておられました。
愛子さま
「被災された方の心の傷が癒えるのは容易なことではないと思いますし、時間を要するものであると想像されます。そういった苦難の道を歩まれている方々に、思いを寄せ続けることも大切にしていくことができればと思っています」
こちらは、今回ご一家が訪問される予定だった南三陸町の震災の記憶を伝える施設です。被災地の現状を伝える機会を改めて心待ちにしていました。
南三陸311メモリアル 高橋一清顧問
「まずは健康に留意されて回復することを願っています。復興して町民が生き生きと頑張っている姿を見てほしい」
ご一家は今回の訪問を大切に考え、延期になったことを心から残念に思われていて、今後、宮内庁が日程を再調整するということです。