【野川キャスター】
「開業からきょうで1年を迎えたミナモアがきょうのオープン時刻を迎えました。たくさんのお客さんがゾロゾロと中に入っていきます。きょうのお客さんには記念品が配られます。オリジナルのもみじ饅頭とのことです」
開業から1年の来館者数が想定を上回るおよそ3300万人を記録した広島駅ビルの商業施設「ミナモア」。
【山口からの来館者】
「ご飯だけみてもいろいろなものがあるので、いるだけでも楽しい」
【月に1~2回 広島市民】
「来たらシェイクシャックという感じです。3回連続くらいです。街にあまり行かなくなりました」
去年、中四国九州地方に初めて出店した「シェイクシャック」。
【シェイクシャックミナモア広島店・松井ありさ店長】
「ありがたいことに毎日行列をつくっていただいて、想定以上に多くの方に興味をいただいてご来店いただいていると実感している」
開業1年を記念して広島のもみじ饅頭メーカーと新商品を開発した店舗。
【シェイクシャックミナモア広島店・松井ありさ店長】
「定番の商品ももちろんいいが、またちょっと違う商品で飽きさせないような商品が提供できればと思っている」
1年前、ミナモアはカフェのようにホッと一息つける「全館カフェ」を大きなコンセプトに掲げてオープンしましたが計画段階から携わってきた開発責任者は…。
【中国SC・橋本一成 取締役】
「1年前は初めてできたビルで顧客がいないところからのスタートだったが、この1年間で10万人の方にミナモアのカードにご登録いただき、これはほぼほぼ想定通り。そういう意味でいくと顧客づくりというところについては何とか順調に進んできているのかなと。そこも手ごたえを感じている」
この1年はテナントのおよそ3割を占める広島初出店の店舗の力で開業後のスタートダッシュに成功し、それ以外の店舗も秋ごろからグッと売り上げを伸ばしてきているといいます。
【中国SC・橋本一成 取締役】
「単純に館内を歩いているお客さんの数だけで言うと去年と比べると少し少ないが、お店の中で真剣に商品を選んでいる、従業員とお話をしているお客様の数というのは去年よりも今の方が多いと感じている。
ようやくお客さまにもミナモアを知っていただいて、ミナモアのいいところをみなさんで少しずつ見つけていただいているという段階に、ようやく1年たってたどり着いたのかなと思っている」
来月にはマクドナルドなど新たに4店舗が加わる予定。
一方、課題面については地域との繋がりをさらに深める必要があるとしているほか、館内でゆっくりすごしたいという利用者のニーズに対して、館内にくつろげるスペースが不足していることも課題にあげ、今月中に新たなイスを増設するなどして居心地よい環境を追求していきたいとしています。
ミナモアの責任者に加えて、きょうはJR西日本の広島支社長に話を聞いてきました。
「この1年振り返って、率直に好調なスタートを切れたと思う」という感想がありました。その一方で「広島の土地柄として熱しやすく冷めやすいという面があるという点について、そのまま何もしないと、やはりそうだということになるといろんな方がおっしゃる」と飯田社長もおっしゃっていました。
「その一方で、四月には新しい店舗が登場するし、館、建物の中をもっとゆっくり過ごしてもらえるように、さまざま改良を重ねていく」ということで、アップデートし続けるという意気込みを話していました。
また、「駅周辺にとどまらず、紙屋町や八丁堀のエリアとも連携して楕円形の都市づくりを目指す」ということも口にしていました。
様々な人に楽しんでもらえるようにアップデートをしていくということですが、
この楕円形の街づくりというのは、この広島駅の再開発のあたりからよく聞かれるようになった言葉ですよね。
【広島大学大学院准教授・匹田篤さん】
「そうですね。どうしても駅の周辺と紙屋町、八丁堀というものが二つの拠点になってしまうという課題があるということです。それに対して、どうやってそこをつなげていくのか。やはり賑わいを作るためには、人が歩いてくれるということが重要になるので、そのためには、実はその八丁堀と駅の間の部分、例えば幟町だとか稲荷町だとか、その辺がこれからキーになってくると思う」
ポイント、ポイントだけではなくて、楕円の中の密度を高めていくということですよね。それだけに、みなもが継続してお客さんを引きつけることができるかというところは、広島の街づくり未来に大きく関わってくることになりそうです。
まさに真価が問われる年目となりそうです。