1970年代に、仙台市内で化粧品販売員として勤務していた女性が、おととし、「中皮腫」を発症して亡くなりました。
化粧品に含まれたアスベストを吸い込んだ可能性があるとして労災認定され、全国で初めて、化粧品とアスベストの関連性を認めた事例とみられています。
亡くなった女性の遺族
「あんなにきれいだった母が変わり果てた姿になり、その姿を病室で見ている時は大変精神的ショックが大きかったです」
遺族などによりますと、おととし亡くなった女性は、1974年からおよそ3年3カ月、資生堂仙台駐在所に勤務。化粧品販売員として顧客へのメークなどを行っていました。
およそ50年がたったおととし1月、体調不良が続き、病院を受診したところ「悪性胸膜中皮腫」と診断され、68歳で亡くなりました。
仙台労働基準監督署は、女性が扱っていた化粧品にアスベストが含まれていた可能性や、それを吸入したこと可能性が否定できないとして去年12月、労災認定したということです。
今回の労災請求を支援した団体では、電話やメールなどで同様の相談を受け付けています。
相談ダイヤル 中皮腫・アスベスト疾患患者と家族の会 0120‐117‐554