文部科学省は、2027年度から全国の高校で使用される教科書の検定結果を公表しました。
現行の学習指導要領に基づく2回目の検定で、生成AIや情報リテラシーに関する記述が様々な教科で取り上げられています。
今回の検定対象は高校生が2027年度から使う教科書です。
生成AIの仕組みや活用する際の注意点など生成AIやAIに関する記述は国語や芸術、英語など様々な教科で取り上げられています。
また、SNS利用の注意点や、インターネット上で自分の好みの考えや価値観に囲まれて孤立する状態を示す「フィルターバブル」といった言葉の説明など、情報リテラシーに関する記述も多く取り上げられています。
英語の教科書には、ドジャースの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太六冠、四大大会とパラリンピックを全て制す生涯ゴールデンスラムを達成した車椅子テニスの小田凱人選手など話題の人物が掲載されています。
音楽の教科書には、Mrs.GREEN APPLEの「ダンスホール」が掲載されたほか、美術の教科書にはアカデミー賞で視覚効果賞を受賞した山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が掲載されています。
また、ほぼ全ての教科書に動画などにアクセスできるQRコードが載りました。
2030年度から導入される「デジタル教科書」では、QRコードの接続先の動画などについても検定の対象となる見込みです。
一方、令和書籍の歴史の教科書4点について、過去に合格した中学校の教科書と内容がほぼ同じで「基本的な構成について重大な欠陥が見られる」などと指摘され、不合格となりました。