3月19日に開幕した春のセンバツ高校野球。春夏通じて初めての出場となる高知農業の初戦が21日に行われました。

強敵を相手に敗れはしましたが、農業ナインの全力プレーに甲子園、そして高知県が沸きました。高知県の野球史に刻まれた記念すべき一日を追いました。

試合開始からさかのぼること8時間前。暗闇の南国市でバスに乗り込む人の姿が。高知農業ナインの晴れ舞台のために集まった地元の応援団です。

南国市から:
「自分たちがシャモ飼ってるんですが、その世話を一緒にやってくれたりとか大変お世話になってるんでぜひ農業高校応援したい」

応援団:
「高知農業高校 1勝を目指して頑張れ!」

甲子園の観客席には1000人を超える応援団。スタンドが鮮やかなグリーンに染まります。さらに地元・南国市ではパブリックビューイングも開設し、チームを後押しします。

高知農業の相手は新潟の強豪・日本文理。試合開始早々、農業ナインが大舞台で魅せました。

1回表の守備、ランナー一塁からキャッチャー山本が盗塁を阻止!さらにその裏の攻撃では、秋の大会は出場がなかった2番・西岡が左中間を破るツーベースヒット!

堂々たるプレーにスタンドも、よさこいやアンパンマンなど“高知流”の応援で応えます。

しかし、相手は強力打線の甲子園常連校。徐々に点差を引き離されます。

一矢報いたい高知農業。4回の裏、一塁三塁のチャンスから6番・栗山の逆方向へのタイムリーで高知農業の甲子園初得点が刻まれます。

栗山典天 選手:
「最高でしたね。甲子園の舞台で打てたことが自分が一番うれしかったです」

全力を尽くした試合は1対8で敗れ、高知農業のセンバツは幕を閉じました。

高知農業野球部・杉本仁 キャプテン:
「初めてというのでこれだけの人が集まって応援していただいたっていう感謝の気持ちもあって、次は夏、実力でこの舞台に帰ってこられたら」

試合後、高知農業の宿舎では夢のような時間を振り返る選手たちの姿がありました。

2本のヒットを打った西岡和真選手:
「実感が湧きますよね、自分らがここで(甲子園で)プレーをしたっていう」

高知農業野球部:
「甲子園まじ楽しかったぞ!」

高知さんさんテレビ
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