若者を中心に大ブームとなっている麻辣湯(マーラータン)。福井にも、開店前から行列ができるほどの人気を集める店が。人気の秘密は、45種類の具材や麺から好きなものを選び、自分だけのオリジナルな一杯を作れること。マーラータンが大好きだという福山千奈アナウンサーが、その魅力をリポートする。
“しびれる辛さ”が癖に…四川発祥のスープ料理
福井市板垣にある台湾料理店「美味仙(ミミシェン)」では、都市圏でのブームを受け、2026年2月末から麻辣湯の提供を開始。以来、特に休日は開店前から行列になるほどの人気ぶりだという。
麻辣湯とは、中国四川省が発祥のスープ料理。「麻辣」という名の通り、舌がしびれるような独特の辛さが特徴だ。
しかし、この店の麻辣湯が人々を惹きつける最大の理由は、その辛さだけではない。
店内のショーケースには、野菜や肉、練り物といった具材から、春雨や中華麺などの麺類まで、実に45種類が並ぶ。客は好きな具材を好きなだけ選ぶことができる。その組み合わせは自由自在だ。
「自分好み」に無限カスタマイズ
福山アナもボールとトングを手にいざ、出陣!まずは刀削麺という平たい面をチョイス。
チンゲンサイやエノキ、牛肉などを入れて…「絶対に欠かせないのが、これです!」と選んだのが魚卵入魚団子。
「サーカスのテントのような見た目の団子の中には、プチプチとした食感の魚の卵が入っているんです」
料金は100グラム380円の量り売り。ついつい取りすぎてしまわないよう注意が必要だ。
具材は日によって一部入れ替わるため、訪れるたびに新しい発見があるのも楽しみの一つ。
選んだ具材を店員に渡すと、グラム数を計量し、番号札が渡される。店のオリジナルスープに客が選んだ具材を入れて煮込むこと20分、自分だけの“オリジナル麻辣湯”の完成だ。
福山千奈アナウンサー:
「立ち上る湯気からスパイスの香りがします」

スープを一口すすると…「まろやかでコクがあるスープです。辛さは思ったよりも控えめですが、少し時間が経つと舌にピリピリとした心地よいしびれが広がりますね」
そう言ってスープを飲む手が止まらない福山アナ。「もうあと一口だけ…が永遠に続くようなクセになる味です」
この店では、牛骨をベースに八角や陳皮など約15種類のスパイスをスープに使用。そこに客が選んだ野菜や肉などの具材の旨味が溶け出し、より一層まろやかで深い味わいを生み出すのだ。
特製だれで「味変」も自由自在
自分好みのオリジナル麻辣湯。しかし、カスタマイズは具材を選んで終わりではない。
具材の横には、ラー油や黒酢などの調味料が用意されている。麻辣湯の出来上がりを待つ間に、自分だけの特製ダレを作ることができるのだ。
食べ進める途中でこの特製だれを加えれば、また違った味わいを楽しむことができる。「おいしい。ガツンとニンニクが効いていて、より自分好みの味になりました」と福山アナ。
好きな具材を、好きな味で。まさに無限のバリエーションが魅力の麻辣湯。その日の気分に合わせて最高の一杯を作り上げる楽しみがある。
奥深い麻辣湯の“沼”に、あなたもはまってみてはいかが?
