能登半島地震を教訓に、赤十字飛行隊が19日、坂井市の解体工事業者の駐車場を使った飛行訓練を行いました。
         
赤十字飛行隊は、災害時に救助や物資の輸送などを迅速に行うことを目的に全国21カ支隊が設置されています。
   
18日と19日の2日間をかけて、坂井市の解体工事業者・吉勝重建の駐車場を拠点に、支援物資を運ぶ訓練飛行を行いました。
  
訓練では最初に、赤十字飛行隊の兵庫支隊と和歌山支隊のパイロット2人が乗り込むヘリコプターに吉勝重建の社員が物資を手渡しで載せた後、パイロットが上空を旋回し地形や気象などを確。その後、着陸して物資を降ろす作業を行いました。
   
吉勝重建は、2018年の豪雪の際にボランティアとして地域住民に会社の駐車場を開放した経験から、坂井市と2021年6月に防災協定を結び、地域の防災活動に協力してきました。
 
こうした中、2024年の能登半島地震の際に空港が十分機能しなかった現状を見て、福井県内にも航空機が離着陸できる場所を確保する必要性を感じたといいます。
   
そこで、赤十字飛行隊と協力して自社の駐車場をヘリポートに登録し、去年から飛行訓練を行っています。
  
吉勝重建では「このように機動力がある敷地があることで、地域の方に安心安全を与えることが出来たら。地震のような大きな災害が近隣であった場合にはここが中継所として活躍するということが、社会貢献の形として重要だと思う」と話しています。
  
赤十字飛行隊と吉勝重建は、年内には医師を乗せた飛行訓練なども計画しています。

福井テレビ
福井テレビ

福井の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。