カリブ海の真珠ともいわれるキューバ。
その社会主義国で大規模な停電が発生しました。

裏側で見え隠れするのは、キューバの体制転換を狙うアメリカ・トランプ大統領の思惑です。

電力システムの老朽化が問題となっているキューバでは、燃料不足のためこれまで頻繁に停電が発生。
さらに2026年1月、アメリカがベネズエラを軍事攻撃し、キューバへの原油の供給を禁止したためキューバの燃料不足が深刻さを増しているのです。

そのため国民の不満が募っていて、14日にはキューバとしては異例の暴動が発生。
地方にある共産党支部の事務所が襲われました。

そして16日には島全土で大規模な停電が起き、約1000万人に影響が及びました。

女性:
どうしようもないです。夕食も朝食も暗闇の中で食べ、シャワーも暗闇で浴びます。いつもすべてが暗闇の中。一晩中です。他に何と言えばいいの。

停電によって転倒し、あごを負傷した男性は「停電のせいで頭がおかしくなりそう。きのう夜、27段の階段から落ちました。あごの手術を受けなくてはいけません。電気が消えたせいで転んだ」と話していました。

ごみ収集の遅れも出ていて、街の至る所でごみの山が確認できます。

こうした中、トランプ大統領は16日、キューバについて「破綻した国家だ」と述べたうえで、「解放するにせよ、占領するにせよ、私はやりたいようにできる」などと一方的に主張。

さらに、17日にも「近いうちにキューバに何らかの措置をとる。我々はこの問題に真剣に取り組んでいる、キューバ問題に対応している」と述べました。

トランプ大統領は持論を展開し、キューバの体制転換も視野に圧力を強めています。

これに対し、キューバのディアスカネル大統領はSNSで、「いかなる侵略者も鉄壁の抵抗に直面する」と強く反発しています。

フジテレビ
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国際取材部
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