中東情勢の悪化を受け、3月16日時点の長野県内のガソリン価格は過去最高の水準となりました。一方で、19日から政府が補助金を再開し、県内でも値下げをするガソリンスタンドが目立っています。
3月19日午前9時の長野市のガソリンスタンド。レギュラーの表示価格は195円でしたが、店長がリモコンを操作し174円に。21円の値下げです。
(記者リポート)
「ガソリンの価格が下がったことをうけ、こちらのスタンドには多くのお客が訪れています」
利用者:
「(値下げされていて)びっくりしました。助かります。」
「(3月18日までは)とんでもない金額でした。200円超えてましたから。価格が下がると聞いていたので今、来た」
値下げの要因となったのが政府の補助金です。中東情勢の悪化で原油価格が高騰し、3月16日時点の県内のレギュラー平均価格は、197.8円で過去最高値となっていました。
政府は、3月16日に民間の備蓄の放出を始めたほか、3月19日から石油元売り各社に1リットルあたり30.2円の補助金を再開しました。
こちらのスタンドでは、3月12日に29円の値上げを行いましたが、3月19日から21円値下げしました。
利用者:
「しばらく車を運転せずに活動していました。車で来て、(ガソリンが)安いと思ってよかったと思っています」
「もうちょっと安いといいかな、安定してくれるといいですけどね」
この1週間は、販売量が普段より2割ほど減っていたということで、スタンドも補助金の再開を歓迎しています。
ペトロ中御所店・山岸正樹所長:
「補助金が出て安くなって助かります。もう少し下がっていただいて、お客さまに安定してガソリンを入れていただいて生活していただきたい」
長野市内では、3月19日から値下げをしたスタンドが多く、レギュラー価格170円台の表示が目立ちました。
一方で、高値の在庫を抱えているところもあり、対応は分かれています。