当時、高校生だった娘に性的暴行を加えたとして、一審で懲役8年の判決となった父親の控訴審が開かれました。父親は「娘の人生を狂わせた」と謝罪した一方、改めて無罪を主張しました。

大門広治被告
大門広治被告
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富山県黒部市の元会社役員・大門広治被告(54)は、2016年に当時高校2年生だった娘の福山里帆さんに性的暴行を加えたとして、準強姦の罪に問われています。

一審で富山地方裁判所は、「娘が抵抗できない状態であることに乗じた卑劣かつ悪質性が高い犯行」として懲役8年を言い渡しましたが、大門被告はこれを不服として控訴していました。

19日の法廷(名古屋高等裁判所金沢支部)
19日の法廷(名古屋高等裁判所金沢支部)

19日に名古屋高等裁判所金沢支部で開かれた控訴審の初公判で、大門被告は「娘の人生を狂わせた。深くお詫びしたい。自分が社会に与えた影響の大きさを感じ、反省する毎日」と述べました。

一方で被告の弁護人は、「娘が心理的に抵抗できない状態だと被告は分からず、準強姦罪は成立しない」として、改めて無罪を主張しました。

実名顔出しで被害を訴えてきた福山さん(去年10月)
実名顔出しで被害を訴えてきた福山さん(去年10月)

社会から性暴力をなくすきっかけになればと、実名で被害を訴えてきた福山さん。19日の法廷では代読で意見陳述が行われ、大門被告の控訴について「自己を正当化し、私をさらに傷つける内容」「一審判決を受け止めることが私への最低限の誠意」としました。

裁判は即日結審し、来月21日の判決には福山さんも出廷する予定です。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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