きのう(16日)、沖縄県名護市辺野古のアメリカ軍普天間基地の代替施設の建設が進められている海域で、修学旅行中の同志社国際高校の生徒18人を含む21人が乗る船2隻が転覆し、全員が海に投げ出されました。

海上保安庁などが21人全員を救助しましたが、高校2年生の武石知華さん(17歳)と船長の金井創さん(71)が死亡し、他に2人がケガをしたということです。

この事故について、同志社国際高校は17日午前11時から記者会見を開いて説明しています。

その中で当時の天候など、出航の判断について、「最終的には船長の金井さんの判断にお任せした」と明かし、引率の教師については「陸に残る生徒たちの指導のため、乗船しなかった」と説明ました。

■当時「波浪注意報」も「船長と打ち合わせも言及なく・出航に疑念も話されず」

当時現場では、波浪注意報が発表されていましたが、学校側は当時の出航の判断を船長の金井さんに任せていて、教師たちは陸に残る生徒たちの指導のため、乗船しなかったと説明しました。

【学校の会見より】「報道等では当時、波浪注意報が出ていたということが書かれていました。

本校教員が現場で船長の金井牧師と打ち合わせをしたときも、金井牧師の方からはそのことについて特に言及はなく、出航に関しまして、疑念も話されなかったということです。

そこで予定通りの行程を確認して、生徒たちは乗船をいたします。

ちなみに教員は陸で残っている生徒の指導に当たっておりましたので、その船には乗船をしておりませんでした」

■「定員以内の乗船・全員が救命胴衣着用・立ち入り禁止区域には入らず」

また船の安全性については、「定員以内の乗船で、全員が救命胴衣を着けていて、立ち入り禁止区域には入っていない」と説明しました。

【学校の会見より】「ボートの安全性ということがございました。今私が把握している中では、いずれも定員以内の乗船であったということ。

また海域の中の立ち入り禁止区域には入っていないということ。乗船にあたっては、全員が救命胴衣をつけていたということ。以上報告を受けております。

当時の天候や波の状態については、最終的に船長がどのようなお考えのもと判断をされたかは、今となっては不明でございますが、学校としては最終的に教員と話し合った上で、船長の判断にお任せしたということでございます」

関西テレビ
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