中東情勢の悪化により、ガソリン価格が急騰している。新潟市ではレギュラーガソリン1リットルあたり194円で販売するガソリンスタンドも。利用者からは「異常だ」との声が上がっている。
1週間で“47円”の値上がり…利用客からは様々な声
新潟市西蒲区にあるガソリンスタンド。
1週間前に取材した際は、レギュラー1リットル147円だったが、13日の販売価格は194円。1週間でなんと47円の値上がりとなった。

イエストの平倉浩幸常務は「実はきのう30円ほど上げさせてもらって、きょうからまた10円さらに値上げをやるしかなくて。仕入れがどんどんあがっているので値上げさせてもらった」と話す。
この事態に利用者からは「異常…」といった意見が上がった一方で、「これくらいになると思っていた。まだまだ上がるでしょうね」と冷静に受け止める人も見られた。
一度は給油躊躇も「あす下がる保証はないから」
中には…「もう帰ろうかと思った」こう話すのは、値上げ前の先週も利用したという女性。この日の価格を見て、一度は給油をやめようと思ったという。
それでも「あす下がるという保証がないので。わ~5000円いく。24.99リットルで5042円。今までだったら満タンにして3500円くらい」と嘆いた。
今回の値上がりがどれほど影響するのか…30リットル給油した場合、1リットルあたり147円だと4410円だが、これが194円だと5820円と1410円高くなる。
利用者は「この先不安しかない」とこぼすが、店側も心苦しいとしながら値上げせざるを得ない事情があるようだ。
平倉常務は「もう品薄ということなので、弊社としては品物を切らさないで、地域の皆さんに安定して供給できるように、そこだけ注視して頑張っている」と話した。
政府は対策打ち出すも…先行きへの不安続く
こうしたガソリンの急騰に対応するため、高市首相は「小売価格を全国平均で170円程度に抑制する」と話し、3月19日から石油の元売りに対する補助金を再開するなど対策を打ち出している。

ただ、店頭価格に反映されるには1週間から2週間程かかるとみられ、先行きへの不安は続いている。
