北海道・白老町で3月13日、メガソーラーの建設について説明会が行われ、住民が計画の撤回を求めました。

 「(津波発生時)私たちが逃げ場所がないのに、それでも関係ない施設をつくるのか」(地元の住民)

 白老町で13日午後5時から開かれた説明会では、地元の住民がシンガポールのインフラ開発企業「エクイスグループ」に計画の撤回を迫りました。

 「エクイス」の計画は、白老町石山の43ヘクタールのうち18ヘクタールに3万7000枚の太陽光パネルを設置するものです。

 森林は伐採せず、砂利採取場の跡地を活用する方針です。

 「(Q:事業者に求めているのは)白紙撤回です。その一言に尽きる。『諦めます』という言葉を聞きたい」(大西潤二さん)

 白老町で47年間暮らしてきた大西潤二さん。

 仲間と反対署名を10万人分集めて大塩英男町長に提出するなど、環境を守ろうとしています。

 「(Q:反対する理由は?)地元の自然を守らなければならない。林業をしているので自分の仕事を守るため」(大西さん)

 「災害の防止及び自然環境に十分配慮するとともに、周辺関係者と良好な関係を保つように努めてまいります」(エクイスの担当者)

 当初、3月中だった着工日を7月以降に延期する「エクイス」。

 説明会では地元に寄り添う姿勢を示しましたが…

「住民との信頼関係や住民同意を得るのは極めて難しい。おそらく無理だろう」(大西さん)

 両者をへだてる溝が埋まることはなさそうです。

北海道文化放送
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