イラン情勢の悪化で富山県内のガソリン価格も大幅に値上がりしています。なかには、1リットルあたり190円を突破したスタンドも。政府が補助金の再開を発表していることから、この1週間ほどが価格高騰のピークとみられています。


13日の富山市内のガソリンスタンド。11日に公表された県内のレギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり162円80銭でしたが、ほとんどの店が180円以上に。なかには196円の店もありました。

*リポート
「富山市内のガソリンスタンドです。こちらのスタンドではレギュラーガソリンが1リットルあたり190円を超えています」

富山市岩瀬にあるガソリンスタンド。先週水曜日は1リットルあたり163円でしたが、12日は191円と28円の値上げです。
Q)値段表を見てどう感じる?
*客
「値段が上がるのは大変だけど仕方ないよね。(暫定税率の廃止で)一気に安くなった時に『このまま続くのかな』と思っていたら、今度は一気に(値上げ)でしょうちょっと痛い」
*客
「駆け込みですね。もうこのあとまだ上がるかも可能性もないとは言えない。入れられる時に入れておかないと日にちが経つごとに上がっていくのではないかと、車で行かなくて済むところはできるだけ歩くようにしたい」
年末にガソリンの暫定税率が廃止され、価格が落ち着いたのもつかの間。イラン情勢の悪化で元売り会社からの仕入れ値がきのうから1リットルあたり26円上がったといいます。
価格転嫁せざるを得ない状況に店も複雑な思いを抱えています。

*北日本物産 岩瀬給油所 吉田秀也所長
「(客からは)2度見される。(値段に)びっくりされて。このくらい(急激に)上がったのは初めて、記憶にない。お客さんもびっくりしていると思うけれど、僕らもちょっとびっくりしている。まだ値段が信じられない複雑な思いです。政府は19日から補助金が出るということですけど、まだ、いくら出るのか不透明な部分も多いので消費者が少しでも楽に生活できるような対策を取っていただきたい」
気になる今後のガソリン価格。石油情報センターによりますと、政府が今月19日に補助金の投入を表明していることから、価格のピークは来週水曜までとみられます。
来週月曜(16日)時点の県内の平均の小売価格は、今週より20円程度上がり、180円台になるとみられますが、補助金投入以降、価格は徐々に下がり、来月上旬には170円前後になる見通しです。
(富山テレビ放送)
