医療ミスで患者に重い後遺症を負わせたとして、裁判所は、医師の男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
赤穂市民病院の医師だった松井宏樹被告(47)はおよそ6年前、患者の女性(当時74)の腰骨の一部をドリルで削る手術で、神経の一部を誤って切断し、両脚のまひなどの後遺症を負わせた罪に問われています。
松井被告は、「上司の指示でドリルを変えたことが原因」と主張していました。
神戸地裁姫路支部は12日、手術する場所が把握困難なまま進めたことが原因と指摘した上で、病院側の責任にも言及し、禁錮1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。
患者の家族は、「母の身体の自由や失われた時間が戻ることは二度とありません」とコメントしています。