岩手県内では3月12日が中学校の卒業式のピークです。
奥州市の中学校では、卒業生の最後の思い出づくりを盛り上げようと大きな思いが込められた、ある贈り物が用意されました。
奥州市の衣川中学校では12日に卒業式が行われ、23人の卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。
卒業生たちは、3年間の思い出を振り返りながら学び舎を巣立ちました。
式のあと、玄関前で仲間と一緒に記念写真を撮る卒業生たち。その後ろにあるのは巨大な“卒業証書”です。
卒業生も驚くこの巨大な卒業証書は、高さ2m・横3mのフォトパネルです。中学校の最後の思い出を特別なものにしてあげたいという1人の先生の発案で設置されました。
衣川中学校 及川友彦教諭
「実は昨年の卒業生のときに喜ぶ顔が見たいなと思って作った」
この巨大な卒業証書はB4用紙約80枚を貼り合わせたもので、授業の合間などに1人でコツコツと作業したということです。
衣川中学校 及川友彦教諭
「フォトスポットにしたくて『右の者』と書いて中央に人が入ることで、卒業証書になって写真を撮ることができる」
2025年はサプライズで設置した卒業証書のフォトスポット、当時の卒業生や保護者に好評だったことから2026年も設置されました。
卒業生からは「卒業という特別な日にここで親と写真を撮ることができて、大切な思い出になった」「先生たちが僕たちのことを思ってくれていることが伝わり、とても良い思い出になる」などの声が聞かれました。
卒業生たちは、大きすぎる卒業証書に最初は驚いた様子でしたが、仲間や家族と一緒に記念写真を撮りながら、学び舎での最後の思いでづくりを楽しんでいました。