中東情勢の緊迫化が、農産品の価格にも影響する可能性が出てきています。
小麦の価格は一時、1年9カ月ぶりの高値をつけていて、パンなどが値上がりしていく懸念が広がっています。
東京都内のベーカリー「マルジュー 大山本店」では毎朝パンを焼き上げ、100種類以上販売しています。
1番人気のカレーパンは、2026年1月に値上げしたばかりです。
マルジュー・伊東正浩社長:
ガソリンが上がることによって、運賃がもうダイレクトにたぶん上がってくる。
さらに、いま強まっているのが小麦の価格上昇をめぐる懸念です。
今週に入り、小麦の先物価格は一時、1年9カ月ぶりの高値をつけました。
アメリカの天候不良で収穫量が減るうえに、ホルムズ海峡封鎖による混乱で小麦の輸送や生産コストが膨らむとの見方が広がっています。
1日200kgほどの小麦粉を使うこの店でも、今後を心配しています。
マルジュー・伊東正浩社長:
粉、あと、この入れる油ですね、全て上がるような形になるので。
来店客からも「食費が直接的にダメージ受けるので」と、心配する声が聞かれました。
農水省は、パンをはじめとした食品に影響が広がる可能性を注視していきたいとしています。