学生は何を重視?「長く続けられるか」「転勤はしたくない」
会場に来ていた専門学生に重視している点を聞くと「たくさんお金が稼げるよりは長く続けられる方が大切」と回答。
また、大学生からは「大分でずっと育ってきて、大学も大分。大分に貢献したい思いは強くある」や「私は出来れば転勤はしたくない。違う街で自分が働く姿が想像できないのと怖い」などといった様々な声が聞かれた。

転勤が無い枠の採用を始めた企業や、社長自ら学生に熱意を伝える企業など…学生優位の「売り手市場」続く
一部の学生から聞こえてきた「転勤せずに働きたい」という声。
こうしたニーズを踏まえ清掃業の「サニクリーン九州」は2026年から転勤が無い枠の採用も始めた。
サニクリーン九州の柳井田貴司さんは「自分が育った故郷で地域貢献したいとか、家庭の事情とか様々な状況の人がいるので、それも含めて地域のこだわりは強くなった」と話す。
会場では、社長自ら学生たちにアピールする企業も。
学生に直接、自分たちの熱意を伝えることを重視しているという。
ーー大の葬祭 川野将裕社長
「人柄や温度感はしっかり対面で語っていくこと が最終的にはお互いにとっていいことじゃないか」
学生優位の「売り手市場」が続く就活。
帝国データバンクが2月、全国の企業1541社を対象に調査した結果、2026年春入社の新卒社員の初任給について7割ほどの企業が前の年度より引き上げると回答。

初任給引き上げる企業続々
県内では大分銀行が転居を伴う異動がある大卒新入行員の初任給をこの春から月額27万円に引き上げる。
引き上げは4年連続で、4年前と比べると6万5000円のアップに。
また、別府市の不動産会社・別大興産もこの5年で4万円以上初任給を引き上げている。

自動車販売会社は年功序列の給与体系を廃止。
一方、大分市の自動車販売会社トヨタカローラ大分は、2025年6月に年功序列の給与体系を廃止。
入社後の研修や面談で「幹部候補生」と認められれば月給が数万円増額されるという。
また、服装や髪型などは自由で固定の席を設けないフリーアドレスを導入。
入社3年以内の離職率は現在、ゼロパーセントだという。
様々な工夫で人材を確保しようという企業側と自分の力を生かせる場所を見極める学生たち。
2026年の就職活動も熱を帯びている。
(テレビ大分)

