富士山で滑落した外国籍の男女2人は3月10日、警察の山岳遭難救助隊によって救助され、救急隊へと引き継がれました。ただ、スウェーデン国籍の女性は重体と見られています。

3月9日午後3時前、富士山 新7合目付近で登山をしていた外国籍の男女2人が滑落する事故があり、同行していた外国籍と見られる女性が友人を通じて「2人が行方不明になった」と警察に通報しました。

通報を受け、警察と消防の山岳遭難救助隊が出動したところ、9日午後10時40分頃に宝永第一火口付近で2人を発見し、翌10日に担架を使って下山させた後、救急隊へと引き継ぎ、防災ヘリによって病院に搬送されています。

滑落した2人は会社の同僚で、山岳遭難救助隊が発見した当初、ケガの程度はわからないものの意識はあるということでしたが、このうちスウェーデン国籍の女性(23)は意識が不鮮明な状態となり、呼びかけには応じているものの会話ができないことから警察は重体と発表しています。

一方で、ニュージーランド国籍の男性(51)は全身の痛みを訴えていて、骨折をしている可能性があるということです。

これまでに、どの程度、滑落したのかはわかっていません。

警察は「富士山は足元が凍結していて大変危険。現在、登山道は冬季閉鎖中です」と呼びかけています。

テレビ静岡
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