対話型生成AIサービス『チャットGPT』通称“チャッピー”が新語・流行語大賞にノミネートされるなど、近年注目度が高まっている生成AI。新潟県燕市では3月9日、生成AIの活用を始める企業に向けた研修会が開かれ、その利用方法や危険性を学びました。
労働人口の減少に伴い、中小企業の人材不足が大きな課題となっている一方、働き方改革の重要性も増している昨今。
そんな中、業務の効率化を図るツールとして注目されているのが生成AIです。
ただ、日本で「生成AIを積極的に活用する方針」と回答した企業は15.7%で、アメリカや中国などと比べると半分以下と低いのが現状です。
長岡市のコンサルティング会社が県内の経営者を対象に行ったアンケートでは、「生成AIを活用した営業活動や社内業務の効率化を強化したいか」との問いに対し、6割の企業が「そう思う」と回答。4割が「活用方法を指示できない」などの理由で活用に積極的ではないことが分かりました。
業務にも安心して活用してもらおうと開かれた3月9日の研修には39人が参加。
生成AIではメールの文章や会議の議事録の作成、PDFの要約ができることなどを学びました。
【グローカルマーケティングコンサルティング部 西野励さん】
「ただ単に『メールの文章を構成して』ではなくて、『あなたはベテランのビジネスマン。ビジネスメールの言葉遣いをよく分かっている』と役割を与える。そうすると、がらりと回答の精度が変わる」
役割を与えることや制約条件を示すことなど、ポイントを踏まえた上で参加者も実際に生成AIを使った演習に挑戦。
【参加者】
「同じ事例で、指示の出し方は私と彼は違うが、プログラムの出方が違う。対象となる人と、実際に会う人によってやり方を選択できるのはいい」
便利な一方、危険性も…
【グローカルマーケティングコンサルティング部 西野励さん】
「生成AIはあくまで下書きとして受け止める。生成AIに作ってもらったから何のチェックもなしに出すというのは怖い」
【参加者】
「きょう、色々お聞きしたので、仕事でも今後使っていきたい」
【参加者】
「(Q.どんな場面で使えそう?)議事録を作るときに。今は違うやり方でやっているので、生成AIを使うことで時間短縮して、他の業務に手をかけることができるのかなと思った」
利用ガイドラインを守ることが求められますが、参加者は生成AIの活用に新たな可能性を感じたようです