妻に暴行を加えて死亡させた傷害致死の罪で起訴されている男の裁判員裁判の初公判が新潟地裁で開かれました。

五泉市の無職の男(68)は、おととし、自宅で同居する当時66歳の妻の腹を複数回踏みつける暴行を加え、肋骨を折るなどして死亡させた罪に問われています。

3月9日の初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

裁判は事実関係について争いはなく、被告の責任能力の有無が争点となります。

当時、うつ病を患う中、認知症の妻の介護をしていたという男。

検察は「うつ病は軽症で、犯行に与えた影響は小さい」として責任能力があったとする一方、弁護側は「妻が深夜徘徊や介護への反抗を繰り返し、被告にとっては負担が大きく、疲労が蓄積していたことなどから心神耗弱状態にあった」と主張しています。

また、9日は証人尋問も行われ、証言台に立った被告の息子は「父が社会復帰をしたら私がサポートしたい」などと話しました。

判決は3月18日に言い渡されます。

NST新潟総合テレビ
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