宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地で3月9日から在日アメリカ軍の再編に伴う訓練移転の一環で日米共同訓練が始まりました。
新田原基地での日米共同訓練はおととし10月以来です。
(早瀬純哉記者)
「午後4時を回りました。いま、新田原基地にアメリカ軍のF−35Aが到着しました」
この日米共同訓練は在日米軍再編のための日米ロードマップに基づくもので、アメリカ軍の施設が集中する沖縄県の負担軽減などを目的に行われています。
新田原基地での日米共同訓練は今回が14回目で、沖縄県の嘉手納基地のアメリカ空軍第18航空団からF−35A10機程度、新田原基地からF−158機程度が参加します。
今回の訓練にはアメリカ兵およそ170人が参加、訓練は四国沖と九州の西側、沖縄周辺の空域で、早朝と夜間、土日を除いて行われることになっています。
一方、新田原基地周辺では…
市民団体が訓練の中止を求める抗議集会を開きました。
集会にはおよそ50人が集まり、県平和委員会の佐川副会長はアメリカのイラン攻撃に触れ、「アメリカ軍との一体化が進むことで、自衛隊も戦争に巻き込まれかねない」と危機感をあらわにしました。
(県平和委員会 佐川嘉正副会長)
「F−35Aはステルス戦闘機で攻撃用の戦闘機、専守防衛の自衛隊が一緒に訓練するのはいかがなものか。ちょっと理屈に合わない」
市民団体では訓練期間中、地元の住民グループと協力して戦闘機の飛来数などを監視することにしています。
新田原基地での日米共同訓練は、3月19日まで行われる予定です。