秋田県北部での記録的な大雪の影響で農業被害が広がっています。鹿角市では、特産の北限の桃やリンゴなどへの被害の実態調査が行われています。

調査は、市や県、JAなどが3月初めから行っていて、9日はJAの担当者が鹿角市八幡平地区の田村裕一さんの果樹園を訪れ、モモやリンゴの木を一本一本確認しました。

枝折れの割合や収量への影響を考慮しながら、「甚大」から「無」までの5段階で判定されます。

特にモモの木は弱く、大規模に折れると修復が難しいため、田村さんの果樹園では、収量が例年の4割ほどに減ってしまう恐れがあるということです。

果樹農家・田村裕一さん:
「私も営農を続けるか続けないかの頭もあるが、辞めたら飯を食っていけない。稼げる仕事がないので、ある程度続けていかないといけない」

こうした中、8日は鈴木農水相が農業被害の現状を把握するために秋田入りし、鹿角市や大館市の果樹園などを視察しました。

県などによりますと、県北部を中心に記録した大雪による被害額は、最終的に約20億円と想定されています。

鈴木憲和農水相:
「当面は、そもそも植え替えをした方が良いのか、被害は若干あるが修復をすることで何とかなるのか、この辺の判断が難しい状況だと思うので、専門家を派遣し、現場の皆さんと一緒にどんなことができるか考えたい」

鹿角市の農業被害の調査は13日まで行われる予定で、その後、被害状況をまとめ、国や県などに必要な支援を求めていくことにしています。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。